写真と創作とストレスの溜まり場

写真と小説、そして、ちょっとしたお話のブログ。

2018年と抱負

今週のお題「2018年の抱負」

 

皆さま、あけましておめでとうございます。

本年も暁月佑を宜しくお願いいたします。

 

 

私は私生活でも大学のサークルでも制作活動をしている人間です。

しかし、他人にウケる物を作る自信がなく、

サークルでは、「完全にオナニー作品でウケたらいいな」という感情でしか作れませんでした。

 

 

ですが私も小説やイラスト、動画なり、いろいろと作る人間です。

そうすると湧き上がるのは、皆に認めてもらいたいという感情ですね。

 

まあ、自分が『面白い』って思って作った(これを『シコった』と書きます)ものが周りにもウケるのであれば問題ないのでしょうが、

私はどうしてもそれがあまり得意ではないようなのです。

艦これだってやっている人にしかわからないし、

ドラクエだってやっている人しかわからないし、

エロゲOPだってやっている人にしかわからない。

(全てサークルで制作した動画です)

 

じゃあ、皆にウケる物って何なんだよ!

と私は言いたいのですが、それを考えるのが私の仕事ですもんね(^^;)

 

一応、クリエイターの端くれである以上、

他人に見てもらって評価、共感、感動などをしてもらいたいと思って作った作品を評価されなかった時は悲しいです。泣きたくなります。

あるいは、私の事ですし、『妬み』や『嫉み』、『悔しい』なんていう感情が湧き上がります。

 

一体、自分の『好き』が他人に認められる事なんてほとんどないとは思いますが、

私自身、人生で何度も他人に嫉妬の感情を覚え、何度も『負けてらんねぇ!』なんてリアルに叫んだりしてますし。

 

でも、どうしても、自分の『好き』が他人に認められる人っているんですよね。

彼ら自身、それに関して悩んでいることもあるんだとは思いますが、

ダメダメな私からすると嫉妬の対象になっちゃうんですよね……。

 

好きをやっても認められない、ウケを狙うと勝てない、そもそも生まれ持ったセンスが何なのかわからない。

全力で何かをやっても、『お前は何をやっても中途半端だよな』って言われる始末。

 

好きでやっていることも、他人にけなされる。

ロシア語だって、やってもいない人に「下手糞」だの「ロシアかぶれ」と揶揄され、

イラストだって、苦労を知らない人が「下手糞」だの「やめれ」と言われ、

小説だって、読み専の人に「つまらない」だの「書くのやめたらどうですか?」と言われたり、

「こんな感じにやったら?」とアドバイスをくださる人なんてほんの一握りでしかない。

 

やってもいない人が口を出すってどういう事なんでしょうね。

 

 

少し暴言が過ぎましたね。

 

話を元に戻しましょう。

『好き』が認められるってことですね。

 

とりあえず、『何かを作る』っていう行動をとる時、その目的は二つあるんだと私は思います。

 

一つ目はまさに『シコる』という事です。

柔らかい言葉に直せば「自分が良いと思えばそれで良い」っていうものです。

 

「ラフ画」とか「落書き」とかイラストで言えばそんな感じになるんでしょうかね。

つまりは、他人に見てもらうことをそもそも想定していない作品です。

 

こいつは他人にどう言われようが、「ただ作りたかっただけだ」と思えばそこまでダメージは大きくありません。

 

 

二つ目は「他人に評価してもらう事を目的とした作品」ってことですかね。

これは評価されなかったり、酷評されるととても落ち込みます。

私自身、何度もこの系統の作品を作りましたがウケずに酷評だらけでリアルに泣きました。

 

悔しすぎて何人もの人に相談の電話を掛けたことでしょうか。

彼らは親身になって受け止めてくれるし、申し訳ないと思いながらも、感情に負けて相談してしまいます。

私は弱いんですよね。

 

 

では、「シコってウケる」動画ってどんなものでしょうか。

私なりに考えると、「ネタが分かりやすい」「勢いがある」「意外性がある」という要素を含んだ「オナニー」と言ったところですかね。

 

例えば、普段大人しめな人が突然、デスメタルを歌い出したらどうでしょう。

たぶん「何やってんのこいつ」って雰囲気が出来上がると思います。

これが完全に私ですね……。(サークルメンバーでカラオケに行った際、本当にデスメタルを歌いました)

 

そうではなくて、普段大人しめの人がグラサンかけてテンポよく大学を破壊する動画。

まあ、すなわち、私が制作した「掃除機キャノン」というタイトルの動画ですが、これは私の動画で一番ウケました。

 

なぜなら、「大学を破壊する」ってのは「ネタが分かりやすい」ですし、

「動画の長さが10数秒である」というのは「勢いがある」わけですし、

それをやったのが私であったというのは「意外性がある」と言えたでしょう。

だから、私の動画の中で一番ウケたんだと思います。

(ちなみに製作時間は30分程度でした)

 

 

以上が分かっていれば「シコってウケる」動画が……と言いたいのですが、

どうしても私の心には引っかかります。(まあ、作りはすると思いますが)

先に挙げた3項目をクリアして「オナニー」とか結局、純粋な『好き』でウケてないと思います。

 

 

これを読むと「じゃあ、おまえは一生そう考えてろ」と呆れたかもしれません。

そう考えた人は過去に『好き』がウケた人です。たぶんそうです。

偏見で申し訳ないですが、私が出会った人の中で結構な人がこういう立場をとっています。

 

 

という事で、最後のお話をします。

私は2018年、ものすごいオナニーを見せつけてやります!

 

いいですか?

 

私にとって制作活動っていうのは、自己満足趣味100%を叩きつける場なんです。

オナニー作品がつまらないと言うのならば、

ものすごいオナニーを見せつけるだけのことなのです!

 

以上、私の今年の抱負、兼宣戦布告でした。

 

ぜってー負けないから。

そして、とりあえず、大学生の内に小説を入賞させて小説を仕事にするから。